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2019年01月18日

人質司法を容認する日本国民と政治家の民度の低さ

ゴーン会長の拘留が長引くにつれ海外で日本の司法制度に対する批判が高まっている。しかし、日本国内はというと批判はあるが少数派にとどまっているようだ。

マスコミやテレビの一部で批判もみられるるが、本気で司法制度を見直そうという動きは見られない。国民の多くは自分が逮捕されることはないと考えている。

今日NHKのあさイチにでていた村木厚子氏も長期拘留され無罪になった一人である。無罪であっても一度検察から有罪と見做されれば長期間自由を奪われ劣悪な環境の拘置所に閉じ込められるのである。

自分の身には絶対怒らないと考えるのは想像力の欠如であり、いざ逮捕されれば想定外とオロオロすることしかできず、警察や検察の言うままにやってもいない罪を認めることになるだろう。

推定無罪が近代法の基本原則とされているが、実際のところ警察や検察だけではなくマスコミも世間も推定有罪の原則に基づき行動しているのが日本社会の現状である。

これを何の疑問もなく受け止め、日本の常識が世界の非常識であることに気が付かないというのは日本人の民度の低さと民主主義の未成熟を示すものである。

国民も政治家もこれを機に司法の抜本改革に着手すべきである。


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posted by ドクター国松 at 09:57 | Comment(0) | 日本の司法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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