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2018年11月05日

人口減と放棄地の拡大を放置することは日本の未来にとって致命的

世界の人口が増加している。国連の人口予想によると2017年に76憶人とされている世界の人口は2100年には112億人に達すると予想されている。

一方日本の人口は現状のまま推移すれば、1億2500万人ある人口は2100年には8500万人になると予想されている。

日本では自国の人口減には目がいくが、世界の人口増についてはあまり注目していない。しかし、世界と日本の人口がこのまま推移すれば、日本の世界の中での地位が大きく低下し、いずれ日本の領土も維持できなくなるだろう。

また、これに輪をかけそうなのが地方での放棄地の拡大と全国的に増加する未利用地である。

日本は尖閣や北方領土竹島といった辺境の領土に関係した多額の税金を投入している。しかし、その一方で地方では多くの耕作放棄地が発生している。

人口が減少し利用できなくなった耕地は尖閣や北方領土、竹島の面積を大きく上回り、それらの領土は野生動物の蹂躙するままに放置されている。

また、地方はもちろん都会においても空き家が増加し、かっては狭いといわれた国土が利用されないまま放棄されている。また、最近特に問題となり始めた所有者不明の土地の増加が国土の有効利用を妨げている。

世界人口の爆発的な増加により、土地や飲み水、食料不足の発生は避けられない。一方で日本が人口減で土地を有効利用できないとすれば、世界中から移民が押し寄せてくることは不可避であり、これはどんなに規制しても防ぐことはできないだろう。

日本がその文明を維持し、子孫の代も反映しつづけるためには、少子化問題の解決と土地を有効利用するシステムを確立することは避けることができない。

この問題の解決には継続的に一貫した政策を実施しても多くの時間を要するが、他のどの問題よりも優先してできるだけ早く着手すべきである。

すでに取られてしまった北方領土や竹島に使う金があれば、自国の領土の有効活用に金を使うべきである。




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posted by ドクター国松 at 10:33 | Comment(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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