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2018年09月21日

消費税増税に賛成していては野党の存在意義は無い。

財務省の財政危機キャンペーンが30年以上徹底的に実施された結果、与党だけでなく、野党も国民の多くも日本にとっては財政再建が何よりも重要であり、その為には増税や社会保障の国民負担増加はやむをえない、という思い込みに毒されている。

今の日本には財政再建よりもっと先にすべきことが山積みになっているが、与党はそれに目をそむけ、無能な野党はそのことの重要性に気づきもしないし、バカな国民はマスコミを通じて実施される政府財務省の洗脳キャンペーンを鵜呑みしている。

その結果、徐々にそして確実に日本は滅びの道、アジアの落ちこぼれへの道を歩んでいる。

一部の賢明な国民は、このまま財政再建路線を継続することの危険性に気がついているが、残念なことにその受け皿となる野党勢力がない。

消費税増税反対を唱えている野党は時代遅れの共産主義思想を奉っている共産党だけである。これでは国民の受け皿とはなりえない。

旧民主党から分裂した各党や維新勢力は依然として増税財政再建路線に捉われており、現時点での増税が国を滅ぼす悪手であることを理論整然と主張できる野党は存在しない。

これでは自民党の天下は揺るがず、安倍一派の独特な日本観で歪められた社会が実現しかねない。

消費税増税等の国民負担増加政策や老後不安政策に真っ向から理論整然と反対できる野党の出現を期待しているが、現在のところまだその兆しは見えていない。

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posted by ドクター国松 at 09:38 | Comment(0) | 財政健全化という病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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