関西空港でもようやく第一ターミナルの一部が使用できるようになった。台風により大きな被害を受けたことは国際空港としては大きなイメージダウンである。
しかし、海上空港で素人目にも高波を被る可能性が想像できるのに、地下に電力装置を置いていたというのはあきれるばかりである。
東北大震災で発電設備が波をかぶり大きな被害が発生したにもかかわらず、海上空港でそのリスクを全く考慮しておらず改善もしていないとは日本人のリスク音痴もここに極まれりである。
他にも日本人のリスク感覚を疑うべき事例は多い。直下型地震が必ず発生すると警告されているにもかかわらず、東京に富を一極集中していることなどはこの典型である。
また、周囲に反日感情を持つ国が多く、それぞれが軍事力を強化しているにもかかわらず、依然としい憲法9条さえあれば、話し合いで問題が解決でき日本が戦争に巻き込まれることはありえない、という何の根拠もない信仰を抱いている国民が多数存在することも問題である。
これらは日本人の想像力の欠如とリスク管理能力の低さからきている。時代が変わり安定期から激動期に変化した世界情勢を考えれば、日本人に対するリスク管理教育にもっと力を入れないといずれ致命的なダメージを蒙りかねない。
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