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2018年09月07日

日本をダメにしてきた運動部的体質

体操界のパワハラ騒動が迷走している。一時は宮川、速水が正義で塚原悪の構図で落着しそうだったが、速水元コーチが宮川選手を張り飛ばす状況がテレビ放映される等、混迷の度合いが増している。

実際のところを言えば、監督やコーチ先輩が選手や後輩に難題を押し付け暴力をふるうことは、何も体操だけでなく全てのスポーツにおいて中学校から大学まで普通に行われている、と多くの経験者は思っている。

さらに、最近レスリングやアメフト、ボクシングでも表面化したように、いわゆる権力者による独裁やパワハラも、表面化しなくても、利権の存在する多くのスポーツ団体で日常的に行われていることは否定できない。

また、企業の多くは昔から優先的にスポーツ経験者を採用してきたが、その理由は単に体力や根性があるということだけではない。監督、コーチや先輩等の権力者の言うことは、例えそれが間違っていても逆らわずに従うという特質が企業に好まれたからである。

そして、それは企業の不祥事に繋がっている。例え企業や上司が法律に反する行為をしていても、企業の利益になることについては、それを正すことなく黙って従い、その事実を知っても告発などせず黙認する。

これが日本企業で多くの違法行為や偽装が発生する原因の一つである。

スポーツ選手が身に着けてくるのは、健全なスポーツマンシップだけではなく、上の言うことには文句を言わず黙って従うという隷従体質である。

この隷従体質が日本の多くの大企業を害しており、結果的に日本企業の風通しを悪くしている。

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posted by ドクター国松 at 10:45 | Comment(0) | 日本社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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