アメリカ経済の強さが目立つ。トランプ減税以降個人消費が堅調であり金利引き上げにもかかわらず、ほとんど一人勝ちの状態にある。一方日本はと言うと日銀の金融緩和継続にもかかわらずデフレ脱却はほど遠い。
日本の景気も上向いていると安倍総理や麻生財務相は強調するが、それはアメリカの景気回復のおこぼれにすぎない。
日本の個人消費も4-7月には上向いてきたと政府は居ているが、その勢いは決して強くはない。
アメリカは日本に比較すれば財政状態はいいと言われているが、それでも決して健全と言えるものではなく、債務についても海外に依存しており、その意味ではむしろ日本より悪いと言える。
それでも積極的な減税政策より、国民の消費意欲が喚起され、景気を上向かせている。
翻って日本を見てみると、個人消費は弱く、金利引き上げ圧力も強気なってきている。これで予定通り来年消費税が引き上げられれば景気後退は避けられず、オリンピック終了後にはふたたび日本のひとり負けが現実のものとなるだろう。
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