夏休みの終わりに自殺する子供が多いことから、これを防ぐ為に不登校は不幸じゃないというキャンペーンが注目を集めている。
確かに、死ぬぐらいなら学校にいくことを止める方が賢明な選択ではある。
しかし、子供を不登校から社会に出ないヒ引き籠りにすることは、親にとっても子供にとっても悲劇であることは忘れてはならない。
30すぎて働かずに家で引きこもる子供が存在することは親にとって大きな不幸である。子供の将来に対する不安や自分達が死んだ後子供がどうなるかという心配が心から離れず、とても自分の人生を楽しむことはできない。
さらに親が年金生活者となり、子供が親の年金でかろうじて生きている状態になると悲劇は極まる。親が死ねば子供は生活の糧を失い、最悪の場合は親が死んでも年金を失わない為に死を秘密にし葬式も出さないというようなことがおこる。
一時的な避難として学校に行かない選択はやむをえない。命の方が学校より大事だからである。しかし、学校でなくてもいいが不登校になった子供が社会に出ていける環境を整えることが必要である。家に閉じこもるのを放置してはいけない。
不登校になった子供に社会にでていく為の学校とは別の手段を提供することは、不登校を容認する者の責任である。不登校は不幸じゃないと言うだけでは無責任極まりない。
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