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2018年08月22日

日中関係が改善されたからといって中国に積極投資する企業は地獄を見ることになる。

日本企業の対中投資がいよいよ本格的に動き出した。中国ビジネスの業績好転を背景に、昨年後半から日本の対中直接投資金額が前年比プラスに転じ始めた。その背景は、昨年から中国経済が堅調な推移に転じたことに伴う日本企業の業績好転に加え、日中関係が改善しつつあることが影響している。特に本年5月前半に李克強総理が中国の総理として8年ぶりに日本を公式訪問し、日中関係は正常軌道に戻ったことを明言して以降、その傾向が一段と加速している。(JBPRESSの記事から)

少し歴史を勉強していればこれほど楽観できないはずだが、日本では学校においても西郷どんのようなドラマにおいても、歴史を深く掘り下げるということをしていないので、歴史に学ぶことのできない者が多い。

日本がアジアの経済大国としての地位を捨て、中国の従属国の一つとなることを容認しない限り、日中は今後も必ず対立する。

一方で世界の覇権をめぐりアメリカと中国の対立は避けられない。これは歴史の必然である。これが勃興するドイツとイギリスの対立のように世界大戦に繋がるか、イギリスとアメリカのように戦争に発展することなく覇権交代するかは未定であるが、両国の対立は避けられず、文化や体制の違いが大きいことから戦争に発展するか可能性の方がやや高い。


いずれにせよ、日中、米中間での対立が表面化すれば、日本から中国への投資は失われるリスクが高い。

目先の利益を追求して投資するのもいいが、最悪の場合その投資が失われても致命的にならない範囲に留めるべきである。




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posted by ドクター国松 at 09:35 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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