東京医科大学の入試において、女性差別が継続的に行われていたことが明るみにされた。これに対しては当然男女差別に怒る声が最も多いが、当然であるとする意見も多い。
特に現役の医師、女医の中にもある程度やむをえないことと考えている者が多い。
成績だけで選ぶと、女子の方が成績がいいので、女医ばかりになってしまう。女医は外科等には進まず眼科や皮膚科に進むことが多いため、眼科と皮膚科だけが増えてしまう。等の意見がテレビ等で述べられていた。
日本では女医の比率は2割程度だが、世界には5割以上女医が占めている国が多い。医学会での男女差別是認論者の言うとおりなら、これらの国では既に問題が顕在化しているはずである。
医学会の男女差別を是とする者は、これらの国で実際に発生している問題点を示すべきである。そうして初めて意見に説得力を持つことができる。
これらの女医比率の高い国で問題が無いとすれば、日本でも女医比率を増やしても問題はない。日本独自の労働慣行がそれを妨げているとすれば、それを改善すればいいことである。
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