日本で良く言われるのが〜界のドンとか、〜界の権威とか、〜界の巨匠という言葉である。これらは尊敬の意味をもって言われることも多いが、その一方でそのワンマンぶりや独裁者ぶりを揶揄して言われることも多い。
典型的なのは芸能界のドンなどと言われる人物である。このドンに逆らうと芸能界から干され仕事か゜なくなる。その影響力を恐れマスコミも事実を補導できない等々である。
医学会でも同種の実力者の話は良く聞く。某教授の意向に逆らうと、医学会での活躍の場を失う等である。演芸会や芸術の分野でも同様である。
この原因の一つは、各分野の権力者が現在の地位にいるのは、今現在その組織を発展させるにふさわしい実力を持っているからではなく、過去の栄光によるものだからである。
多くの組織、特にスポーツ等の団体の長は、そのマネージメント能力が評価それて現在の地位にあるのではなく、過去の栄光や働きを以前の権力者に評価された結果である。
実力が伴わない者ほど権威にこだわる傾向がある。今問題となっている各分野のお山の大将がバカげた行為を繰り返し自分の権威を守ろうとするのは、現在の地位にふさわしい能力を持っている自信が無いからだろう。
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