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2018年06月20日

日本にとっての北朝鮮問題は過去の拉致問題ではなく、今後も北朝鮮が脅威でありつづけるか否かである。

米朝会談が一応無事に終了し、日本だけが蚊帳の外に取り残された感が強く、安倍首相もあせって日朝首脳会議を開催しようとしている。

北朝鮮の核問題については米国任せにせざるを得ない現状では安倍首相が得点を稼ぐには拉致問題で何らかの成果を上げるしかなさそうである。

しかし、発生後何十年も放置され、小泉の時代にわずかに動きがあった拉致問題で日本国民を納得させるような成果を得ることは難しい。

マスコミ等で発言すると袋叩きになるので誰も口にしないが、拉致被害者が全員無事に帰ってくることなどありえない。また著名な拉致被害者についても帰国は難しいだろう。

もし著名な拉致被害者が無事に北朝鮮で生活しているならば、過去に北朝鮮側がそのカードを切らなかった理由がないからである。機密の仕事につき日本に帰国させることが困難であっても、生きていれば北朝鮮国内で家族と再会させることは十分に可能であった。

北朝鮮は喉から手がでるほど日本からの援助がほしい。またアメリカは自分の外交上の成果の対価を日本に支払わせようとしている。

このまま拉致問題でのわずかばかりの譲歩を餌に北朝鮮に多額の資金援助をしたのでは日本の安全は担保されない。

米朝首脳会議の結果だけでは、アメリカの安全は担保できても日本の安全は担保されない。日本が資金援助のカードを切るべ条件は拉致問題でのわずかな進展ではなく、日本にとって北朝鮮が脅威でなくなることである。

日朝首脳会議が実現し安倍首相が金正恩と交渉することは結構だが、第一のテーマはあくまでも日本の安全であり、貴重な税金はその為にこそ活用すべきである。

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posted by ドクター国松 at 09:54 | Comment(0) | 北朝鮮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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