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2018年02月27日

中国は所詮は王朝国家、皇帝なき帝国はいずれ皇帝に支配される。

現在中国を共産主義国家と見るのは大間違いである。中国は所詮中国にすぎず、近代的な共産主義国家を自称する現代中国も一皮むけば過去の中国王朝の焼き直しにすぎない。

明教を元に元王朝を倒して、明教に基づく国家として成立したはずの民国が結局のところ中国伝統の王朝国家として生まれたと同様に、外国の共産主義思想に基づき人民を解放して成立したはずの共産中国は、現在既に限りなく伝統的な中国王朝に近づいている。

中国の伝統王朝は科挙により人民の中から官僚を選んだが、今の共産中国は人民の中から共産党員を選抜しエリート官僚として養成しており、その国家運営は広大な官僚組織によって支配されている。

司法・行政・立法の明確な区分なく、全ての権力が国家主席に属する体制は正に中国皇帝の権力そのものである。

現時点では国家主席は世襲ではないが、中国人の正義よりも実利を優先する体質から見ても、いざ習近平が権力の世襲化をはかろうとしても、それを妨げる力は働かず、結果的に共産中国は習王朝へと変貌をとげることになるだろう。





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posted by ドクター国松 at 09:39 | Comment(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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