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2018年01月24日

結局のところマスコミを滅ぼすのはマスコミ自身

文春等の三流マスコミとバイキング等の軽薄なバラエティ番組に支えられてきた不倫報道も小室 哲哉等の不倫報道で一段落しそうな雰囲気である。

去年一年間数多く取り上げられた不倫話はさすがの詮索好きの読者や視聴者をさえ辟易させ、夫婦間の問題をマスコミで取り上げることに対し疑問を抱く者も多くなっている。

今回の小室氏の件については、妻の介護問題もからみ杓子定規な倫理観だけで批判するには問題が複雑であり、結果的に小室氏を引退に追い込んだことが批判を浴びている。

未だにバラエティでとりあげられている相撲の問題にしてもそうだが、雑誌やテレビというマスコミの重要な媒体において、どうでもいいような内容が個人の覘き根性を刺激する為に流されつづけ、それが当事者やその周辺の人々の人権侵害にまで至っている。

これは、良識のある多くの人達にとってマスコミの弊害として認識されている。

結果的に雑誌は勿論のことテレビや新聞等のマスコミに対する国民の信頼度は低下しており、場合によってはその内容に対しもっと制限を加えてもいいのでは、と考える者が増えつつある。

これはマスコミ報道を制限しようという立場の者にとっては追い風である。

報道の自由は権力から国民を守る為の重要な武器の一つであるが、マスコミ自身がその使命を見失い国民の低俗な感情に訴えるようなニュースを垂れ流し、国民の人権を侵害するようなことを繰り返していれば、検閲が合法化されることになっても何の不思議もない。

マスコミ業界が自分達で自浄できないと、そう遠くない将来にマスコミはその使命を終えるだろう。



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posted by ドクター国松 at 09:59 | Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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