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2018年01月04日

100万人ぐらい死なないと、日本の為政者と国民は現実に直面しないのか。

日本政府がアメリカの要請に応えてF35を戦闘機を数十期追加発注するというニュースが流れた。一機150億円程度するので大きな出費である。

しかし、日本にとって最大の脅威は北朝鮮からのミサイル攻撃であり、F35はその防御には何の役にもたたない。

空母を持たない自衛帝がいくらF35の保有を増やしても、北朝鮮に対する抑止力にはならない。

では何故日本政府はF35の購入に動いたのだろうか。それはアメリカに要請されたからにほかならない。安倍総理がどんなに憲法改正と防衛強化を謳っても、日本の防衛政策の根本はアメリカへの防衛依存である。

日本の防衛予算はアメリカ製の武器を購入する為にあり、自衛隊はアメリカ軍を補完する為に存在する。アジアで二番目の予算を防衛の為に使っていても、軍隊としての戦争遂行能力はアジアの他国と比較しても圧倒的に低く、自衛隊は単独で日本を守る軍隊でとしての体をなしていない。

アメリカの防衛政策やアジア政策が揺れている現在、為政者が防衛はアメリカ任せという防衛政策を改めない限り、日本の安全保障はあなた任せであり続ける。

為政者の危機意識欠如以上に問題なのは日本国民の一部にある「相手の善意に任せておけば日本は安全だ」という能天気な思い込みである。バカな漫才師が主張しているようなことに同感する国民は決して少なくない。

確かに世界の多くの国民は戦争を望んでいない。しかし、誰もが望まなくても発生するのが戦争というものであり、人類の歴史はそれを証明している。

善意で相手を助けた者が何の落ち度もないのに侵略され滅ぼされた例は枚挙にいとまがない。街中を歩いていて何の落ち度もないのに金をとられたり殺されたりする可能性は否定しないのに、国際社会でだけは武力を持たなくても侵略されることはありえない、と思い込む無知と能天気。日本ではこんなバカの主張が今でも市民権をえている。

彼等は、南米のスラム街の夜を独りで歩いて勉強してくるべきだろう。

このままでは、いずれ日本はミサイル等による攻撃を受け多くの犠牲者をだすことになるだろう。その時になりようやく目を覚ますのかもしれない。

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posted by ドクター国松 at 09:51 | Comment(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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