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2017年12月12日

中国人が白タクを利用したくなるのは当然、そもそも交通手段としてタクシーは高すぎる。

 急増する訪日外国人客らを相手に無許可でタクシー営業をする「白タク」が、空港や観光地で広がっている。警官が違法行為として摘発しているが一向になくなる気配はない。

スマートフォンのアプリで現地から予約でき、言葉が通じるのが受けている理由とされているが、価格面の安さも重要な要因である。

そもそも、タクシーという交通手段は他の交通手段と比較しても高すぎるのである。

例えば、関空から心斎橋まで行くとして、空港バスだと1550円、鉄道だと南海と地下鉄を利用して1100円で行ける。

一方タクシ−だと19280円かかる。4人で乗っても1人当たり4820円になり他の交通手段と比較して高すぎる。

また、客観的にコスト面から考えてもタクシー料金は高すぎる。
関空ら心斎橋までは47.5Kmあり、平均的な所要時間は高速(920円)を利用して1時間32分である。

直接的なコストを以下の条件で試算すると、コストは総額9080円となる。他にも費用はかかるが、それを勘案してもタクシーは高すぎる。
高速代920円 ガソリン代560円(リッター12Km走るとして140円/Lで試算)、減価償却費1日4600円(30百万円のタクシが3年償却で年220日稼働の時)、人件費3000円(時給2000円で試算)

実際は稼働率が低いため、コストはより高くなっているが、稼働率の低さは経営の問題であり、それを顧客が負担しなければならない理由はない。

ネット予約により稼働率を上げることのできる中国式白タクの方が好まれるのは当然の成り行きである。



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posted by ドクター国松 at 12:31 | Comment(0) | 既得権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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