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2017年11月07日

日本共産党は何故未だに共産党なのか

ソ連共産党が解体した後、世界で共産主義を唱える国家は中国、北朝鮮、ベトナム、キューバの4ケ国である。

マルクスが共産主義を提唱した時には、資本主義の最も発達した国が共産主義国家に向かうということであったが、最も遅れた資本主義国であったロシアが最初の共産主義国となった時からこの予想は外れている。

現在の共産国を見ても。キューバや北朝鮮はマルクスの描いていた姿とは程遠いし、中国やベトナムにしても実質は共産主義を唱える政党が独裁権を持っている資本主義経済の国にすぎない。

もはや、共産主義の理想は失われ、実現すべき共産主義の理想は存在しない。

先進国の日本で共産党は何を目指して共産党と名乗り続けるのだろう。今回の選挙でも例によって共産党は多くの候補者を擁立したが、結果はごく少数の当選しかできなかった。

これは当然のことである。日本国民にとって中国や北朝鮮を想像させる共産主義という言葉には何の魅力もなく。投票する気にならない。

共産党は多くの資金と多くの労力を浪費し、選挙ごっこを楽しんでいるかのようである。

奇しくもマルクスは労働価値論を唱えながらも、如何に労働力を投下しても使用価値がなければ、その労働は価値を産まないと言ったが、共産党の選挙運動などは正にマルクスの言葉通りである。


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posted by ドクター国松 at 09:56 | Comment(0) | 民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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