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2017年10月24日

国家や社会の危機に若者が衝動的に動くと大抵は失敗する。

今回の選挙では、若者層が積極的に安倍政権を支持したと言われている。切迫する北朝鮮の脅威や、反日的姿勢を鮮明にしている中国や韓国に対する不信、日本社会の沈滞による将来への漠然とした不安に追い込まれた若者層が、いさましい安倍総理をよりマシな選択肢とした。

日本の場合、まだ危機の度合いはそれほど深刻な状態ではないので、若者は体制内変革を試みる安部総理を選んだ。

しかし、危機がより深刻な国においては、若者ははっきりと反体制的行動にでる。しかし、その結果は大抵失敗に終わる。

中国の天安門事件などもその例である。自由化を求めた若者の行動は失敗し、より自由化に否定的な習近平政権を産んだ。

アラブの春を求めたアラブの若者たちは結果的にアルカイダやISが跋扈する無政府状態と国民を弾圧する強圧的な国家を生み出した。

若者の行動は社会を変える原動力ではあるが、成功し現在に異業を伝えるのは、能力ある注意深い指導者に導かれるごくわずかの例外である。多くの場合は失敗に終わり、より社会を混乱させることになる。





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posted by ドクター国松 at 10:07 | Comment(0) | 日本社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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