金融庁がFXのレバレッジを25倍から10倍に引き下げようとしている。金融庁は過去の外為相場の値動きを踏まえ、変動率が最も大きいケースでも元本がなくならないような制度設計をめざしているらしいがバカな話である。
金融取引は完全に自己責任の世界であり、FX取引をする者は最低限元本がなくなる可能性を承知していないといけない。
何も知らない素人が取引に参加し大きな損を抱えるかといって、取引そのものを制限しようとするのは余計なお世話であり愚民政策に基づく過保護である。
このような愚民政策に基づく規制は日本には多い。オレオレ詐欺で騙される年寄がいるからとATMでの振込金額を制限された結果随分と不便になった。
騙されて金をとられる者がいたとしても、それは騙した方と騙された本人の判断力の無さと無知が悪いのであり、それを口実に取引そのものを制限するのは愚民政策そのものである。
愚民政策により過剰な規制を設けている結果、新しいサービスや金融取引については日本は世界に大きく遅れをとっている。
貧困は自己責任とはいいきれないが、金融取引で損をしたり詐欺に会うのは自己責任である。そもそも財産を持つこと自体に責任が伴う。
簡単にだまされたり、他人の言うことを丸呑みし、無知なままリスクの多い金融取引に参加し財産を失うのは本人の責任である。
政府のすべきことは取引を制限することではなく、犯人を捕まえることや国民の金融リテラシーを高めることである。
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