過去消費税は増税の都度、社会保障の為に使うとか財政再建に使うとか言われてきた。
しかし、国民にとって社会保障は何か改善されただろうか。
年金にしても健康保険や介護保険にしても、国民が支払う負担は増えたが、給付としての社会保障は悪くなるばかりである。国家財政も何も改善されていない。
結局のところ増税で確保された資金はいろいろ理由をつけて官僚や政治家の都合の良いことに使用されているだけである。
手品は簡単である。消費税増税分を社会保障や国債返済に使用しても、従来その部分に回っていた資金を別の用途に回している。
東北大震災の為として集められた資金が他に流用されたり、森友や加計等に国民の税金が使用されている現実がそれを証明している。
国民が犠牲を払い、消費税増税分を負担しても、官僚や政治家の利権に使われるだけである。
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