北朝鮮のミサイル能力の向上は誰の目にも明らかである。一方日本はというと北朝鮮のミサイル攻撃に対しては打つ手が無いというのが現状である。
用心棒のアメリカに見捨てられれば、日本の運命は正に北の独裁者の手の内にあると言える。その気になれば北朝鮮は日本各地にミサイル攻撃をかけることができるが、自衛隊にはそれを迎撃する能力は無い。
毎年5兆円近い防衛費を使いながら、自衛隊は日本の国土を守る能力を持たない。これは防衛省・自衛隊の怠慢である。彼らは多額の税金をムダに浪費してきてたのである。
日本にとって北朝鮮はロシアや中国を上回る最大の脅威である。自衛隊は過去戦車や戦闘機、ヘイコプター、上陸用船舶等に多額の金を浪費してきたが、これらはどれ一つとして北朝鮮の脅威に対抗できるものではない。
防衛省の武官や文官の幹部は、北朝鮮の脅威を読み誤り、対策を怠ってきた。これは万死に値する失策である。
防衛省の局長以上の文官や自衛隊の将官以上の幹部は全員辞職し、切腹してもおかしくないほどの失策である。
来年度予算においても自衛隊・防衛省の能天気な体質は何一つ改善されていない。北朝鮮のミサイル対策としてイージスアショアー2基を導入するとしているが、その他は予定通りの予算をあげている。
しかし、F35もオスプレイも北朝鮮のミサシル攻撃の脅威には対抗できない。本来であれば来年度はミサイル防衛に重点的に予算を割り当て、その他は後に回すべきである。
2基とは言わず、一挙に10基ぐらい導入する思い切った対策を講じないと日本はミサイルの脅威から解放されない。
官僚の予算執行は重点配分の概念がなく、非常時においても例年通り予算消費をし利権を維持しようとするが、政治はもっと取捨選択した予算執行をしなければ゛ならない。
現在の政府では防衛面での徹底的な改革は期待できず、頼みの綱はアメリカしかない。
大声で制裁を叫んでも、中国やロシアが乗り気でなければ何の効果もない。国連決議などなんの実効力もなく役にもたたない。むしろ北朝鮮に敵視されるだけ危険が増すだけである。
日本政府は国連の場で制裁制裁と騒ぐのではなく、水面下において、アメリカが北朝鮮を攻撃するよう動くべきである。
北朝鮮の脅威はこの国が解体しない限りなくならない。将来日本におこるであろう大きな被害を考えれば、例え日本に被害が出ても現時点で北朝鮮を処理するのが最も良い選択である。
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