北朝鮮によるアメリカへの挑発が止まない。グァムに向け4発のミサイルを発射すると主張している。
これは非常に危険な賭けである。オバマ大統領であれば戦争を避ける為に外交的な手段を講じただろうが、トランプ大統領の場合はその可能性は少ない。
実はトランプ大統領にとって北朝鮮との戦争はむしろ人気回復の切り札となる。その為の世論作りは既に着々と進んでいる。
トランプが軽卒な行動をして北朝鮮と戦争になり、被害がでたとなればトランプ大統領は厳しく批判される。
しかし、アメリカ国民が北朝鮮の脅威を深刻に感じていれば、北朝鮮との戦争は脅威の事前排除として容認され、多少アメリカに被害がでてもトランプが批判されることはない。
国連等の国際世論が北朝鮮を批判すればするほど、アメリカの北朝鮮攻撃の環境は整うことになる。
同盟国の日本や韓国に被害が及ぶからアメリカは攻撃しない、という意見があるがそんなことはない。
アメリカは同盟国を守る為に全力をつくしたと言い訳できる体裁さえ整えば、アメリカは自国の安全の為には同盟国の被害は斟酌しない。
同盟国に例え100万人を超える被害がでても、悪いのは北朝鮮でありアメリカではない。
北朝鮮を先制攻撃し、アメリカ軍や同盟国の被害が想定内であれば、トランプ人は急騰する。これは不人気で危機に追い込まれているトランプには大いに魅力的なプランである。
アメリカ世論の過半数が北朝鮮を脅威と感じ、ロシア・中国を含む国連安保理事会が北朝鮮を糾弾している今、北朝鮮攻撃環境は整いつつある。
アメリカの攻撃が作成通り順調にいけば日本にミサイルがとんでくることはないが、失敗すれば日本にもミサイルが飛んでくる。
これは自衛隊がその責任において迎撃しなければならない。これができず国土への着弾を許すようでは自衛隊という組織に存在価値はない。
しかし、もし実際に着弾し被害が出れば、一挙に憲法改正と自衛隊強化の声が高まることは間違いない。
自衛隊が無能であれば、むしろ焼け太りするかもしれない。
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