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2017年08月03日

マスコミの過激な取材は報道規制の良い機会を提供する。

芸能人や政治家の不祥事が発生すると、アリのようにマスコミ関係者が群がる姿が見られる。

今回の斉藤由貴の件でも同様の現象がみられるのだろうが、これは本人たちにとっては勿論、家族や近所住民や関連する企業にとっても大迷惑である。

不倫が事実かどうかは別にして、本来不倫などというものは当事者と関係者だけの問題であり、社会的な大問題でも何でもない。

そのような私的な些事の為に家族や近所、関連する企業まで巻き込んだ大騒動をおこし、近所に迷惑をかけ、当事者家族の人権侵害を伴うような過激な取材を行う権利はマスコミや報道関係者にはない。

加熱する取材風景がテレビ等で映し出されるたびに、少なからぬ国民が不快感を感じる。

これは報道規制の大きなチャンスでもある。私が権力者ならこれを利用しない手はない。マスコミの過激報道に対する被害者を仕立て、一挙にマスコミの過激取材や報道を規制する世論を喚起し、芸能報道だけでなく、政府に批判的なマスコミの報道を抑える規制を確立してしまう。

当事者家族への人権侵害や近所への迷惑行為、企業への営業妨害行為等、報道規制を正当化する口実はいくらでもある。

マスコミ関係者が報道の自由や言論の自由を守りたいと思っているのなら、つまらない不倫ネタや芸能ネタでのバカ騒ぎは慎むべきである。結果的に自分の首を絞めることになる。



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posted by ドクター国松 at 10:29 | Comment(0) | マスコミ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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