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2017年06月26日

依怙贔屓がなければ今の三菱財閥は存在しない。官僚の利権維持の為の規制よりは政治家の依怙贔屓の方がまし。

加計問題に関して野党の安倍攻撃が続いている。安倍総理が側近を使い、加計学園が獣医学部を設立できるように、獣医学部設立を特区の対象とし、しかも条件を追加することで友達の加計学園だけが獣医学部を設立できるよに操作した、というのが批判の理由である。

それが、そんなに大騒ぎするほど悪いことだとは私には思えない。そもそも、最も悪いのは文科省が法律も無いのに勝手に獣医学部の゛設立を制限していることである。

法律では本来新学部設立は条件を満たせば無条件に認可されるようになっているが、それを文科省が勝手に制限し、事実上設立できないようにしている。

この権限のおかげで文科省はOBを多くの大学に送りこめている。この権限は文科省にとって決して手放すことのできない利権である。

そもそも、獣医学部を設立し、それが過剰になり倒産するとすれば、それは企業判断の誤りであり自己責任であるべきである。過保護にも、大学が損を被らないように文科省が調整するなど、尊大な越権行為以外のなにものでもない。

京都産業大学を排除した点についても、文科省やそれと結びついた既存の大学の抵抗が大きいから、やむをえず1大学に絞る妥協をした結果に他ならない。この意味では安倍総理も中途半端であった。

安倍総理が加計学園から金を貰い便宜を図ったとは考えにくい。とすれば加計学園に能力があれば今回のことはそんなに大騒ぎするほどのことではない。

そもそも、明治期に後藤象二郎や大隈重信、大久保利通の依怙贔屓がなければ今の三菱グループは存在しない。

平等や公平は大事ではあるが、最も大事なことというわけではない。能力ある者に能力を発揮できる環境を与えるということがより重要である。

とにかく、日本から既存業界や官僚利権の為の規制を全廃することが最も重要である。





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posted by ドクター国松 at 09:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の政治システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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