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2017年04月27日

今村大臣に「東北でよかった」と失言させる。卵を東京という一つの籠にもってしまった日本という国家

今村復興相が、東日本大震災について「まだ東北で、あっちの方だったからよかった。これがもっと首都圏に近かったりすると、甚大な額になったと思う」と発言したことが非難を浴び辞任に追い込まれた。


東京近辺で同じ災害が起こったらもっと大変だった、と言いたかったのだろうが、「東北でよかった」という言葉が強調され一人歩きしたことで、東北の被災者を中心に多くの人の逆鱗に触れることになった。

東北で良かったとは考えないが、多くの日本国民が東京圏でなかって良かったと考えたことは間違いない。


二階氏が「政治家の話をマスコミが余すところなく記録をとって、一行悪いところがあったら『すぐ首を取れ』と言う。」とマスコミを批判する気持ちもわかるが、復興大臣という立場を考えれば今村氏の発言はあまりにも配慮に欠けるものであることは否定できない。

それより問題なのは、今村氏に「東北で良かった」と言わせた日本の現状である。日本では政治、経済、文化、インフラの多くが東京圏に一極集中しており、東京圏が破壊されれば日本は致命的な被害を蒙ることになる。

東京直下型地震の発生リスクは増していると指摘されて久しい。また北朝鮮による東京核攻撃のリスクも無視できない。

しかし、安倍政権はそれに対し何ら対策をとらないどころか、東京オリンピック等を通じ更なる東京集中を進めている。

頭からリスク管理という概念が欠如しているとしか思えない。原発事故と同様に、東京が壊滅的被害を受けることなどありえない、と考えているかのようである。

東京が壊滅したら日本はどうなるのか、悲惨な未来が待っていることだけは間違いない。


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posted by ドクター国松 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の安全 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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