民進党の野田佳彦幹事長は4日の仕事始め式であいさつし、「われわれの立場はもう背水の陣ではない。すでに水中に沈んでいる」と述べ、支持率の上がらない同党の状況に強い危機感を示した。
茶番である。自民党と違い生活を良くする政策をとってくれると期待して民主党に投票した国民に対し、財務相の尻馬に乗り「消費税増税」という裏切り行為で応え、国民を失望させ民主党離れをもたらした張本人が野田佳彦である。
消費税増税が何故国民の失望を誘い、旧民主党への支持が失われたのか、このことを謙虚に反省するのが先である。これが無い限り自民党がどんなに独善的な政策を実施しても民進党に国民の信頼が戻ることはない。
国民生活第一という立党の原点に戻ることが必要である。財源がないから増税し、社会保障を改悪する、というのなら何も民進党にまかせなくても自民党で十分である。
財政が苦しくても工夫し、財政支出の優先順位を再検討し国民生活を守る。これが自民党への対抗勢力としての民進党の進むべき方向である。
この反省と明確な方針転換が無いかぎり、次の選挙でも民進党の浮上はありえない。
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