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2016年10月27日

中東難民は現在の民族大移動、人道の建前に固執するとヨーロッパ文明は滅びる。

ヨーロッパが難民問題で揺れている。シリアに代表される中東・北アフリカの政治的混乱で多くの難民がヨーロッパに押し寄せている。

当初は人道的見地から無条件で難民受け入れをしてきたヨーロッパ各国も、多くの難民の入国による混乱から難民に対する対応が変わりつつある。

100万人以上の難民がヨーロッパに達し、さらに多くの難民がヨーロッパを目指している。これはまさにローマを滅ぼした民族大移動をほうふつとさせる。彼らもまたフン族により故郷を奪われた難民であった。

違いは当時はまとまった部族として移動してきたのに対し、現在は個人として移動していることにある。

しかし、中東難民はそもそもヨーロッパ文明とは相いれない。彼らはキリスト教ではなくイスラム教を信仰し民主主義の経験もない。

彼らがヨーロッパに定着しても彼らがヨーロッパ人になることはない。ヨーロッパ内部に異質なイスラム社会を形成するだけである。

難民の方が圧倒的に出生数が多いことから、しだいに難民の比率が高くなり深刻な対立が生まれることは想像に難くない。

人道主義はヨーロッパの最も重要な建前であるが、無制限に難民を受け入れていけば、かってローマ文明が過去の存在になったように、現在ヨーロッパ文明はいずれ地上から消え去ることになるたろう。


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posted by ドクター国松 at 10:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | EU | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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