政府が配偶者控除の見直しを見送った。いよいよ1月
解散が現実味を増してきた。
蓮舫・野田民進党には全く魅力がなくロシア問題で
の進展があれば自民党の大勝利はほぼ確実である。
衆議院選で勝利し、安倍総理の任期が延長されれば
いよいよ安倍総理は憲法改正に乗り出すことになる。
私自身憲法改正には賛成だが、現在の自民党憲法
草案は現行憲法とかけ離れており、改正というよりは
全く別の憲法というべきであり、とても賛成できない。
問題点については過去に指摘したが、
憲法草案前文については「国民主権」「家族」「国防義
務」等において現行憲法だけでなく社会的な通念とも乖
離している。
憲法草案3条では国民主権に関する重大な変更がある。
憲法草案9条においても軍法会議の創設には戦前の弊
害を考えれば賛成できない。
憲法草案12条では国民の義務や責務を強調しており、
権力者を縛るという憲法本来の役割から乖離している。
憲法草案19条では個人情報の不当取得を禁じている
が、憲法で殊更禁止しなくても法律で十分である。
憲法草案20条では公明党への配慮が目につく
憲法草案24条では殊更家族を強調しており、現在
日本の社会的実体とかい離しており、憲法に追加
する内容ではない。
憲法草案83条では財政の健全性確保をうたってい
るが、財政健全化至上主義者の意見に対応したも
のであり、財政政策の柔軟性を奪いかねない。
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