豊洲市場において建物の下の盛土が何故取りやめ
られたのかが大きな話題となりマスコミを騒がせてい
る。
一方で、重要なのは、何故盛土がされなかったかを
調査することではなく、これから豊洲をどうするのか
ということだという意見が尤もらしく語られ始めた。
過去の例でみると、結局原因や責任の追及はあい
まいなままで官僚は誰も責任をとらず終了する。
官僚は実質的に政策を立案実行するにも拘わらず、
その結果に対しては何の責任も追及されてこなかっ
た。
これが日本政治を蝕み、国においても地方において
も、官僚の既得権益を太らす為に、国民を軽視した政
策と税金の無駄遣いをもたらしてきた。
今回、小池新知事が豊洲市場の盛土問題の経緯と
責任を徹底的に追求すると決意したことは日本の政
治の歴史の上で非常に重大な転機である。
事実を徹底的に個人の単位まで追求し、責任ある者
にはその責任に応じた処分を与えることができれば、
今後の官僚の独断的な政策運営に対する抑止力と
なる。
小池知事には、官僚の圧力に負けず、ぜひ初志を貫徹
されることを期待する。
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