にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2016年09月15日

配偶者控除を夫婦控除に変更することで生じるだろう、思いがけない収入減

自民党の茂木政調会長は14日、報道各社のインタ
ビューで、専業主婦や低収入の配偶者がいる世帯の
所得税を軽くする「配偶者控除」を見直し、夫婦であれ
ば妻の働き方や年収などを問わずに適用する「夫婦
控除」に移行すべきだとの考えを示した。

これだけを見れば別に悪いことではないと思うかもし
れない。しかし、そんなに甘くはない。

財務省の意向を体現する自民党増税派の目的はあ
くまでも増税であり、過去においても制度変更の都度
国民負担を増加させてきた。

このまま素直に配偶者控除と同額が同条件で夫婦控
除に生まれ変わるとは考えられない。

間違なく納税者にとっての改悪が同時に実施されるだ
ろう。

それより問題なのは企業の配偶者手当である。多くの
会社では数千円から数万円の配偶者手当が支給され
ている。

しかし、既にトヨタ等の大企業では配偶者手当を廃止
しており、公務員についても廃止される方向である。

今回、配偶者控除がなくなることは、企業にとって配
偶者手当を廃止するいい口実になる。

これがなくなれば、既婚者世帯にとって年間数万から
数十万円もの収入源となり、ますます将来不安と少子
化とに拍車かけることになる。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国民生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック