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2016年08月19日

北方領土は返還を望むより、対中国戦略の一環としてロシアに譲った方が利用価値は大きい。

 外務省は18日、日露間で北方領土問題について
協議する平和条約締結交渉を26日にモスクワで開
催すると発表した。

この競技でロシアが北方4島を返還する可能性は低
い。仮にロシアが2島でも変換する気になったとしても
それにより日本側がロシアに支払う対価は島の価値を
大きく上回る。

そもそも日本側は、元々日本領土であったものを不当に
奪われた、ことへの恨みを除けば何の為に北方4島の
返還を望むのだろうか。

日本には離島はたくさんあるが、その大部分は開発が
不十分であり、人口が減少し衰退している。

現実問題として、人口減少、特に地方での人口減少問
題が深刻な日本が新たに辺鄙な離島を手に入れる経
済的な利益は何もない。

また、既に多くのロシア人が北方4島に住んでいるが、
日本に返還されたからといって、彼らを無条件に排除
することはできず、国内に彼らを抱えれば新たな問題
を生じることになる。

得られるものは北方4島海域の漁業権ぐらいであるが、
4島返還のコストに見合うものではない。

有効利用もできない4島返還に多額の資金を使えなら、
現在衰退しつつある離島開発に金を使うべきである。

また、対ロシア外交としては、4島返還をめぐって対立
するのて゛はなく、4島はロシアの支配を認め、対中国
カードとしてロシアを活用する方向で考えるべきである。




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posted by ドクター国松 at 09:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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