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2016年07月27日

安楽死は自分の命に対し言及すべきもので、殺人の口実ではない。

神奈川県相模原市の障害者施設で入所者19人が
死亡し26人が重軽傷を負った事件で、逮捕された
元職員の男は「障害者は生きていてもしょうがない、
安楽死させよう」という発言をしていたらしい。

この発言をした後この元職員は措置入院をさせられ
ており、異常があるとの判断を受けた。

今回の事件を異常者が犯した異常犯罪として、考える
風潮があるが、事実はそうではない。

日本社会全体に弱者に対する差別意識が蔓延し、
安楽死という名目でそれを正当化しようとする風潮
がある。

ためしに「高齢者 安楽死」で検索してみればいい。
ごく普通と思われる若者が「貯金もなく税金を食いつ
ぶすだけ もしくは若者の仕事を取るだけの高齢者
は安楽死の方がいいと思います。」というようなことを
書いている。

著名人では小林よしのりが「国民としての役割を果た
し終えて、若者の迷惑にしかならない老人は安楽死す
るのが一番いい」と堂々とし主張している。

他にも、元医療従事者と称する者が「老人はそこまで
て生きたいのか」と社会に迷惑しかかけない高齢者
安楽死を合法化すべきと主張している。

これらの文脈では安楽死という言葉を別の言葉で置き
換えても何ら違和感がない。

曰く、「国民としての役割を果たし終えて、若者の迷惑
にしかならない老人は死んでもらうのが一番いい」

このように、社会に財政的負担と迷惑しかかけないよ
うな障害者や高齢者は安楽死させてもいい、と考えて
いる者は決してごく稀な異常者だけではないことがわ
かる。

私自身、安楽死を否定する立場ではない。しかし、安
楽死というものは他人の命について言及すべきもの
ではないと考えている。

安楽死というものはあくまでも自分の命について意思
表示すべきものである。

これ以上生きて苦痛を味わうよりは安らかに死にたい。
これが安楽死を選択する唯一の動機である。

他人が社会の邪魔になるから安楽死させるべき、とい
うのは安楽死を検討する動機であってはならない。



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posted by ドクター国松 at 10:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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