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2016年07月05日

難しい参院選のさじ加減

参議院選挙では与党勢力の圧勝がマスコミにより予
想されている。

アベノミクスはそろそろ限界が見えてきた。しかし、
だからといって民進党に任せたら経済が良くなるとは
とても思えない。

あの最低な民主党が名前を変えただけの民進党に
待できるものは何もない。

安倍自民党の問題点はアベノミクスではなく憲法改正
ある。今回の選挙で自民党は意図的に憲法改正議
論を避けている。憲法改正問題が選挙に不利に働く
ことを知っているからである。

しかし、選挙公約にうたっていなくても、いざ選挙に勝
てば勝手に実行するのは政治の常とう手段である。

かって民主党は選挙中は消費税増税反対を唱えな
がら選挙に勝った後消費税増税を実施した。

自民党も秘密保護法や安保法等、選挙時点ではほ
とんど触れてこなかった政策を実施した前歴がある。

今回も改憲勢力が参議院で2/3議席以上を確保す
れば、改憲に動く可能性は否定できない。

しかし、安保法成立時に見せたように、憲法に敬意
を払わない安倍晋三とその一味に憲法改正を委ね
ることは絶対にできない。

憲法改正は国の一大事であり、改正しようとするなら
憲法改正を最大の争点として選挙する必要がある。

しかも、改正案は選挙前に示され、その内容について
国民に理解できるように詳細に議論されている必要が
ある。

今回はその要件を全く満たしていない。

議席で2/3以上を確保すれば、この状態でも改憲に動く
リスクがある以上、改憲勢力に参議院で2/3以上を与え
てはいけない。

だとしても民進党のような野党勢力を勝たすわけにもい
ないので、与党をどの程度勝たすか、さじ加減の難し
い選挙となる。






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posted by ドクター国松 at 10:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自民党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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