イギリスのEU脱退で円高、株安になり、危機だ危機
だと日本中が騒いでいる。
どう考えても、イギリスのEU脱退で最も大きな悪影響
を受けるのはイギリスのはずだが、イギリスの株価は
3%台の下げにとどまったのに日本の株価は7%以上
も下がっている。
そして何故か、世界一の大国で経済も比較的順調に
推移しているアメリカドルよりも日本の円の方が安全
資産と言われ買われている。
アベノミクスによるデフレ脱却は失敗という評価が
定着しつつある。個々の日本企業を見ても世界的に
強い競争力を持つ完成品産業は自動車だけである。
現在でも財政赤字が叫ばれ、国家財政は危機的状況
にあると金庫番である財務省が主張しており、少子高
齢化の進展で財政はさらに悪化し、需要も伸びが期待
できないと言われている。
この円高は少なくとも10年は続かない。10年もたてば
日本の危機は確実に顕在化しているからである。
このまま無策でいれば、財政はたんのところで述べた
ように、20年で日本社会は目に見えて危機が深まる。
そして、日本政治は無策のまま推移する可能性が高い。
とすれば、今の内に円高を活かして将来に備えるべきで
り今回の円高はその最後のチャンスである。
円高を活かして利益を生む海外資産を安く買うべきで
ある。
M&Aで企業買収しても経営力の無い日本企業では
失敗する可能性が高い。それよりもバカでも無能でも
買うだけで利潤や配当を得られる資産を買うべきであ
る。
不当に高く評価されている円を活用し、安定した収益
を産む海外資産を買う。これが今我々がすべきことで
ある。
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