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2016年04月27日

奉られ現状認識もできない元経営者が何時までも影響力を行使することが日本企業をダメにしている。

exciteニュースのデイリー新潮によると
三菱自動車の「燃費データ不正操作問題」について、
三菱グループの天皇と呼ばれた三菱重工相談役
川賢太郎氏(88)(三菱重工の社長を1989年から
3期6年会長を2期4年務め、今も三菱グループ全体
に影響力を持つ。経営責任を感じている」と謝罪した
相川哲郎社長は、賢太郎氏の長男である。)は
次のような発言をしている。

「あれはコマーシャルだから。効くのか効かないの
か分からないけれど、多少効けばいいというような気
持ちが薬屋にあるのと同じ(略)軽い気持ちで出した
んじゃないか、と僕は想像していますけどね」

「買う方もね、あんなもの(公表燃費)を頼りに買ってる
んじゃないわけ」
「実際に乗っとる人はそんなに騒いでないと思うんだけ
どね」

事の重要性を理解していないとしか思えない発言である。

長年権力の座につき、周囲から奉られると、世間の
常識に疎くなるが、その典型的な発言である。

日本企業の問題は、多くの日本を代表する大企業
や財閥グループの中でこのような元経営者が隠然
たる影響力を持ち続け老害をまき散らせていること
である。




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posted by ドクター国松 at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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