にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2016年02月24日

アメリカには中国の南シナ海での武装化、北朝鮮の核武装化は阻止できない。

米FOXニュースが、特ダネとして「解放軍が南シナ海
の島に地対空ミサイルを配備した」と報じた。
これに対し中国国防部は事実を認めた。

南沙諸島の埋め立て拡張工事が始まったのは2014
年初めで、アメリカが無策に終始している間に軍事
使用に耐え得る滑走路を3本も建設した。

今回配備されたのは紅旗9(HQ−9)という地対空
ミサイル部隊2個大隊分のランチャー8基とレーダ
ーシステムである。

中国が公式に認めた限りこれを自主的に撤去する
ことはありえない。

北朝鮮の核兵器もそうだが、これらを話し合い等の
平和的手段で撤去させることは不可能である。

アメリカが阻止したかったのならもっと早い段階で手を
打つべきであったが、優柔不断なオバマ大統領はそ
の機会を逃してしまった。

残された手段は軍事力行使含みで交渉する以外にな
いが、アメリカには、中国との戦争や北朝鮮の核
リスクを冒してまで、南沙諸島の武装解除や北朝鮮の
非核化に拘る理由はない。

アメリカの安全保障にとっては直接的な脅威ではない
からである。

脅威を感じるべきは日本である。日本に対し核攻撃で
きる能力を有する北朝鮮、核攻撃能力に加え日本の
生命線の貿易ルートを何時でも遮断できる力を持つ
中国に対し、日本はどう対峙し、自主独立を維持して
いくのか。

これは日本が自ら考えるべき問題である。









はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック