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2016年01月22日

SMAPに限らず、日本では被雇用者は会社の奴隷

SMAPの解散騒動がマスコミやネットを騒がせている。

遅ればせながら一言。

今回の騒動ではっきりしたのはSMAPほどの実績ある
有名人も所属事務所(会社)に逆らえないということで
ある。

これはサラリーマン社会と全く同じである。

日本国憲法も法律も雇用主と労働者は対等であると
謳っているが、実態がそうでないことは日本の常識で
ある。

会社が気に入らなければ止めることは可能だが、その
後以前と同様の待遇を得ることは大いに困難である。

貧しく不安定な非正規労働者と比較すれば、安定した
収入の得られる正規労働者の地位は捨てがたい。

それがわかっているから、利口なサラリーマンは企業に
しがみつく。希望しない部署に配属され、やりたくない仕
事を強制されても嫌々従う。遠方にさらには海外への転
勤を命じられ家族がバラバラになっても断らない。

そこには、職業選択の自由や居住の自由は無い。

会社の命令があれば意に沿わなくても黙って従う。これが
大部分のサラリーマンであり、その実態は会社の奴隷その
ものである。

今回のSMAPの事件は、本来自営業者であるタレント
でさえ日本では会社の呪縛から逃れられないという、
今まで隠されていた日本社会の異常な姿を世界に示し
た。



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posted by ドクター国松 at 13:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本企業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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