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2016年01月13日

増税の口実に使われる社会保障だが、社会保障改革と言えば改悪されるだけ

国民にアンケートをとると、政府に期待していること
の第一位は社会保障である。

政府もまた、消費税増税の都度、社会保障の為だと
主張する。

軽減税率問題においても、与野党を問わず口に出る
のは、減少分の社会保障財源をどうする、というセリフ
である。

消費税は3%で導入されてから、既に8%まで2.5倍
委譲に増税され、今度10%になれば3倍以上になる。

欧州諸国と比較しても、日本の消費税は税率こそま
低いが、食料品等の減税が少ない為、実質的には
欧州並と言われている。

一方で社会保障の中身はというと、欧州諸国とはほ
ど遠い低レベルである。

社会保障政策は、日本の在り方、国民の生活の在り
方、に大きな影響を与えるものであるが、政府与党の
社会保障政策には、あるべき社会保障姿がなく、
財政的な発想しかない。

これでは、国民の社会保障への期待とはますます乖
離した社会保障改革が実施されるだけである。

老いというリスクに対するセーフティネットとしての社会
保障が不完全だと、日本は健全な発展を遂げることが
できず、日本人は満足な人生をおくることができない。







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posted by ドクター国松 at 11:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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