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2016年01月12日

円安と株高依存のアベノミクス、円安・株安を放置すれば破綻する。

消費税増税による国民の消費不振を円安による輸出
インバウンド消費と株高による金持ちの消費でカバー
アベノミクスは何とか経済を維持してきた。

しかし、今年になってその前提が大きく崩れ始めて
いる。

円高、株安である。中国経済の不調、中東での混乱
北朝鮮の核実験、これらは経済的にも地政学的にも
日本経済にプラスになるものではなく、本来は円安要
因である。

しかし、何故か安全資産と言って円が買われ、結果的
に株安を招いている。

日本経済は構造改革が遅れ、企業の業績改善は円安
に依存しており、品質やコスト面での企業競争力は何ら
改善されていない。

このまま円安が終わりを遂げ円高局面に突入すれば
消費税再増税と再び日本相まって、日本経済は再び
マイナス成長におちいることになる。

しかし、これに対する政府当局の危機感が薄く反応が
鈍い。

このままては2016年中にもデフレ脱却の失敗が誰の
目にも明らかになるだろう。



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posted by ドクター国松 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済成長の実現 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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