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2015年12月24日

医療費問題解決の第一歩は国民健康保険を一本化すること

高齢化による医療費問題が強調され、これが増税を
正当化する根拠として主張されることが多い。

しかし、その前にやることがある。

現状の国民健康保険システムは医療だけでなく、貧
困化という観点から見ても非常に問題が多い。

特に顕著なのは国民健康保険の地域格差である。

例えば大阪市に住む40歳の非正規労働者(固定資産
無し)が年間200万円の給与収入を得た場合、国民健
康保険料だと208千円にも達する。生活ぎりぎりの収入
にこの健康保険料は相当に厳しい。この人が東京都大
島町住んでいれば健康保険料はわずか96千円で済む。
大きな違いである。(金額はネットの国民健康保険計算機
を利用)

これは国民健康保険制度を全国で一本化することで
是正すべきである。

また、元々個人事業者のための健康保険制度として発
足した国民健康保険制度だが、現在では多くの非正規
労働者が含まれている。

非正規労働者についても企業の健康保険への加入を義
務付け、国民健康保険制度を全国一律とすることで、
題点の軽減に繋がることは間違いない。

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posted by ドクター国松 at 11:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 高齢化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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