にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ
最初のページはこちらです。

2015年11月10日

ミャンマーにとって民主主義勢力の勝利が必ずしも民主主義につながらないリスク

ミャンマーでスーチー氏の率いる野党国民民主連盟
の勝利が確定しそうである。

ミャンマー国民も西側国家も軍政が終わり民主主義
体制が始まることを期待している。

しかし、なかなかそうならないのが歴史の教訓である。

中東で始まった民主主義運動は多くの国で混乱をもた
らし大勢の難民をうみ、世界の悩みの種となっている。

ミャンマーにおいては軍部は依然として1/4の議席を
有しており、野党党首であるスーチー氏は憲法で大統
領になることができない。

スーチー氏は大統領になれなくても自らが最高権力者
になることを明言しているが、それはスーチー氏にとって
は弱点となり、軍部がつけこむ隙となる。

今後、軍部との関係で極端な対立を避け国民民主連盟
内部を完全に掌握しない限り、スーチー政権はそう長く
ないかもしれない。

はげみになりますので、クリックをお願いします

にほんブログ村 政治ブログへ 人気ブログランキングへ このエントリーをはてなブックマークに追加 follow us in feedly
posted by ドクター国松 at 10:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 民主主義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック