ミャンマーでスーチー氏の率いる野党国民民主連盟
の勝利が確定しそうである。
ミャンマー国民も西側国家も軍政が終わり民主主義
体制が始まることを期待している。
しかし、なかなかそうならないのが歴史の教訓である。
中東で始まった民主主義運動は多くの国で混乱をもた
らし大勢の難民をうみ、世界の悩みの種となっている。
ミャンマーにおいては軍部は依然として1/4の議席を
有しており、野党党首であるスーチー氏は憲法で大統
領になることができない。
スーチー氏は大統領になれなくても自らが最高権力者
になることを明言しているが、それはスーチー氏にとって
は弱点となり、軍部がつけこむ隙となる。
今後、軍部との関係で極端な対立を避け国民民主連盟
内部を完全に掌握しない限り、スーチー政権はそう長く
ないかもしれない。
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