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2015年10月23日

日本の侵略をしつこく非難する中国が侵略国家イギリスに友好を求める茶番

習近平がイギリスを訪問し、中国とイギリスが親密
を増している。

皮肉な話である。中国はさかんに日本の侵略を批
し国内外で執拗に攻撃しているが、元はと言えば
日本の中国侵略もイギリスの中国侵略がきっかけ
である。

しかし、現在中国はそのことには一切ふれず、ひた
らイギリスとの友好関係構築を急いでいる。

アメリカが反中姿勢を強めたことに対抗するため、ヨ
ロッパを味方につけるという合理的な戦略に基づ
くものである。

強欲で実利主義のイギリスが現時点で自国に有益な
中国の資金提供を拒む理由は何もない。

口では人道と民主主義を唱えながら、利益のために
悪魔とでも手を結んできたのは、イギリスおよびヨ
ッパ白人勢力の伝統的手法である。

中国は日本に対しても、日本の技術や資金を必要と
た時期は侵略批判を控えていたが、その必要がな
くなった現在、厳しい攻撃を続けている。

イギリスやヨーロッパ諸国に対しても、情勢が変われ
いずれ同様の批判を復活するだろう。

しかし、老獪なイギリスやヨーロッパ諸国は、単純な
日本とは異なり、無条件に中国を礼賛しありったけの
技術や資金をつぎ込むことはないだろう。

中国とイギリスの友好関係とは、狐と狸の騙しあいその
ものである。

日本ももっと老獪な外交戦略を学ぶべきである。


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posted by ドクター国松 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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