フォルクスワーゲンの不正で自動車業界が揺れてい
る。
ドイツ企業、特に自動車産業は高い信頼性を売り物に
世界から支持を受けてきたが、今回の不正は世界に
大きな驚きをもって受け止められた。
どんな組織でも腐敗する、とはよく言われることではあ
るが、信頼性を売り物にするドイツ企業だけにその衝撃
は大きかった。
日本でも歴史ある大企業である東芝の不正が暴かれた。
このようにどんな組織でも常に腐敗の可能性はある。要は
不正を洗い出す仕組みが整備されているか否かである。
我が日本国では、秘密保護法が施行され、官僚にとって都
合の悪い情報は国家機密として国民の目から合法的に隠
せるようになっている。
日本の官僚組織はそんなに信頼できる組織だろうか。むしろ
企業以上に間違いも多いし、国民に対する不正行為も多い。
それらが全て法律により国民の目から隠される。
これでは国民が事実を知らないままに、官僚腐敗が進行し、
日本政治が国民に不利益な方向に舵を切る可能性は否定
できない。
秘密保護法と内部通報制度の関係性を明確にし、例え特定
秘密に指定されていても不正や不法行為に該当するものが
あれば合法的に内部通報できるようにせねば組織の腐敗は
防止できない。
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