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2015年09月10日

景気に関係なく消費税再増税を強行すれば、今度こそ日本は立ち上がれない。

アベノミクスで大規模な金融緩和を実施し、円安を実
現したが景気は思うように回復していない。

大幅な円安が実現したにも拘わらず輸出は思うように
伸びない。

大企業に賃上げを強制し、ある程度実現したが、個人
費は回復しない。賃上げが一部大企業に留まってい
のと、円安による輸出品の値上がりと消費増税が購買
意欲を阻害していることが原因である。

また、中国ショックの影響で、アベノミクスの最大の成果で
あった株高が終わろうとしている。

アベノミクスが目標としたデフレからの脱却達成はいまや
風前の灯である。

2017年までに景気が回復しデフレ脱却ができる可能
性は極めて小さくなったといえる。

しかし、この現状を無視し財務省は次の消費税再増税
の準備を着々と進めている。

万一、予定通り消費税再増税が実施されれば、日本経
済は再び失われた20年を繰り返すことになり、日本は
アジアの主導国としての地位を失うことになるだろう。

財政再建が如何に必要でも、今は経済を立て直す時期
である。根本的な財政再建策にはならない目先の増税
に拘ることなく、経済復活に全てを注力してほしいもの
である。



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posted by ドクター国松 at 10:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 消費税 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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