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2015年08月10日

総中流時代が終わり、格差社会となった日本で生き残るために必要なこと

大部分の人間が高校を卒業し、少なからぬ部分が
大学を卒業し、普通に就職し真面目に働けば給料
だけで、結婚し子供をつくり、住宅ローンを活用して家
を買える。老後は退職金と年金で寿命がくるまで生活
に困ることはない。

これが、戦後日本が築きあげてきた総中流と言われ
た社会の生活様式であった。

しかし、バブル崩壊後の長い停滞と中国、韓国、その他
アジア諸国の台頭の中で、そんな時代はとっくに終わっ
た。

普通のことをしていれば結婚もできず、家も持てず、
老後は破産する時代に入ったのである。

この時代に非正規社員でいるのは将来の老後破産
を約束されたようなものである。できるだけ早く正規
社員を目指すか、独立した事業を興すことを目指さ
ねばならない。

正規社員の地位を確保していても、今の時代それだ
けでは安心できない。シャープのような有名企業でも
倒産するかもしれない。

その企業内で高い評価を受けておくことが最も重要
であるが、いざという時に転職に有利な資格等もとっ
ておくにこしたことはない。尚、現在のキャリアと無関
係な資格は評価されないことが多いので注意。

次にお金である。何をするにも必要なのはお金なので
無駄な出費は避け可能な限り貯蓄することが必要であ
る。

しかし、預金や貯金にして放置するのはドブに金を捨
てるようなものである。

現在の低金利は国策的に個人の金を収奪し企業や銀
行に利益をもたらすためのものであり、いわば税金や
社会保障負担と並ぶ第三の税とでもいうべきものであ
る。

これに協力していては自分の生活は守れない。株式や
投資信託、外国株を少し研究すれば、あまりリスクを
とらず、年3%程度の収益を得ることはそれほど難しくな
い。

今ある資源(金や時間、人脈等)を少しでも有効に使い
その他大勢から脱出しない限り、今の格差社会日本で
は、過去日本人であればだれでも享受していた平均的
生活にさえ到達することは困難である。





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posted by ドクター国松 at 10:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の将来 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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