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2015年08月06日

日本は、被害者や加害者の立場で感傷的に戦争を反省するのではなく、客観的に検証する必要がある。

毎年8月15日が近付くと、戦争について報道される
機会が多くなる。

しかし、その内容は戦争の悲惨さを強調し、二度と戦
争を起こしてはならない、と結論づけるものであり、感
傷的で空虚であり、今後の戦争防止には何の役にも
たちそうもない。

そもそも敗戦を終戦と言うこと自体が欺瞞である。

日本人が今検証すべきことは、何故戦争が発生せ
ざるを得なかったのか、避ける道はあったのか。

何故敗北したのか、勝利する可能性は全くなかった
のか。何時講和すべきだったのか、何故その時講和
に動けなかったのか。

当時の世界情勢、日本を取り巻く各国の思惑、経済状
況、軍事力等を勘案し、戦争の発生から敗北までの過
程を客観的に分析し、当時の判断を一つ一つ検証し、
責任を明確にすることで、今後の戦争発生と敗北を避
けるための前例として活用することである。

戦争被害を強調し被害者面して悲惨な戦争は二度と
起こさないと空虚に叫ぶことも、外国の価値観をその
まま受け入れ、加害者としてひたすら反省し謝ること
も、今後の日本の未来を考える上では何の役にもた
たない。

きちんとした検証がないまま、憲法を無力化し安保法制
を実戦することになれば、再び日本が戦争に巻き込ま
れ手痛い敗北を喫する時期はそう遠くないだろう。





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posted by ドクター国松 at 10:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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