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2015年07月16日

今回の安保法制の問題の根本は「憲法が国家権力を縛る役割を形骸化したことにある。」

マスコミのインタビュー等で今回の安保法制について
尋ねると、内容がわからない、説明が不十分、何故
そんなに急ぐ必要があるの、というような意見が主張
され、

あたかも、中身の説明不足が問題であるかのように
報道されている。

しかし、今回の安保法制の問題の根本はそこにはない。

問題の根本は国家権力を制限するという憲法の役割
が形骸化されたことにある。

憲法に書かれている文言に関係なく、時の政府が勝手
に憲法解釈を変更できるならば、憲法は無いのと同様
である。

この意味で安倍政権の暴挙は憲法に関係なく政府が
法律を制定できるという恐ろしい前例を築いたことに
ある。

一部のバカな政治家や評論家は、目の前に危機が迫っ
ている時に法律の内容など見ていられない、と主張し
今回の行動を正当化している。

しかし、現在の国際情勢を客観的に見れば、今憲法を
無視してまで安全保障法案の制定を急ぐ必然性はない。

自分が総理の内に安全保障法案を制定し歴史に名を
残したいという安倍の幼稚な願望を満たすためにすぎ
ない。

安倍の自己満足のために憲法を犠牲にするという、と
んでもない犠牲を日本国民は払ったことになる。

安全保障法案が必要なら憲法を改正し、その憲法に
沿った法律を制定する。これが世界の先進国の常識
であり、日本が本当の危機に直面するまでその時間
は十分にある。




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posted by ドクター国松 at 10:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 憲法改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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