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2015年07月07日

日本の官僚の無能さは日本の教育制度の欠点の帰結

ダイヤモンド社のビジネス情報サイトに「ガラパゴスの
元凶は「正解が1つ」の日本の教育制度だ」という記事
が掲載されている。

日本のテストのスタイルは「7+3=?」というように、1
つの答えを導き出すものが普通であるが、私たちが社
に出て日々直面する問題は、「1+1=2」のように答
が1つだけというケースはほとんどない、という指摘は
非情に説得力がある。

ちなみに海外では?×?=24というようにいく通りもの答
えを考えさせるようにするのが一般的らしい。

日本式テストで選ばれた超エリートであるキャリア官僚
の発想をみていると、その弊害が顕在化しているな、
という印象を強く抱く。

難関の入試を突破し東大法学部に入学し、そこでも最
優秀な成績をとり、エリート中のエリートと呼ばれる財務
省キャリア官僚は正に日本的教育の申し子である。

1+1は誰がなんといっても2だ。という日本的教育の中
で純粋培養された超エリートにとって、財政再建の回答
を増税以外に求めることはありえないことである。

彼らにとって回答は常に一つでなければならないからで
ある。

常に複数の正解を検討し準備する海外エリートと唯一
回答以外は認めない日本のエリートが現実の複雑な
難問に対峙した場合、どちらがより良い結果を得るかは
戦う前に見えていると言わざるをえない。



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posted by ドクター国松 at 10:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 官僚政治からの脱却 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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