自民党の体質が大きく変化しているように思える。
過去にもいろいろ批判すべき点はあったが、少なくとも
自民党は民主主義を支える政党であった。
しかし、安倍政権を支える一部自民党議員の行動を
見ていると、自民党は民主主義を放棄したとしか思え
ない。
憲法に基づく立憲主義と報道の自由は国民主権と共
に民主主義を支える根本原理である。
しかし、現実に合わなければ憲法を文言に関係なく現
実に合うように曲解するというのは立憲主義を否定する
ものである。
また、マスコミを懲らしめるためにスポンサー等に圧力
をかけるべき、という主張は報道の自由を真っ向から否
定するものである。
民主主義国家を標榜する日本の政権与党がこのような
考えをもっているとすれば、遠からず日本は民主主義国
家であることを放棄することになる。
自民党の良識派が路線を修正するか、自民党を政権の座
から追放しない限り、日本の未来はけっして明るくない。
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