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2015年05月27日

ホルムズ海峡の機雷除去は自衛隊艦船への攻撃を招き戦闘に直結する。

首相は、中東・ホルムズ海峡での機雷除去について
集団的自衛権の行使が可能との見解を示している。

しかし、機雷設置は戦争のための重要な戦略であり、
これを除去する行為は明らかに戦争行為に参加す
ことになる。

機雷を除去しているだけで、戦闘行為はしていないと
いう言い訳は通用せず、相手側にとっては明白な敵
対行為となる。

ホルムズ海峡が封鎖されるとすれば当事国はイラン
外になく、イランが戦争するとすれば相手はイスラ
エルである可能性が最も高い。

イスラエルとイランの戦争にアメリカが参加する形で
戦争が勃発し、その結果ホルムズ海峡がイランによ
って封鎖されるという経過をたどる可能性が高い。

従来であれば、日本は何もできず手をこまねく結果と
なり、原油の輸入が停滞し、その間は約190日程度
ある備蓄でしのぐことになる。

法律成立後は日本は機雷除去を行う。これは明らか
にイランにとって敵対行為であり、自衛隊艦船はイラ
ンからの攻撃を受け、戦争当事者となる。

攻撃を受ける環境下では機雷除去は困難である。ま
た日本はイラン本土攻撃には参加しないので戦争終
結の時期は日本の参加の有無には関係ない。

結果的にホルムズ海峡をタンカーが無事通過できる
時期も日本が機雷除去に参加しようがしまいが大差
ない。

日本がホルムズ海峡の地雷除去に参加することは
衛隊艦船と人命を危険にさらすだけで日本にとって
何のメリットもない。




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posted by ドクター国松 at 11:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 外交・軍事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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