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2015年05月26日

乳製品不足で顕在化する国民不在の日本の農政

林農相は26日の閣議後記者会見で、2014年度に
続き、今年度もバター不足が懸念されるとして、「安定
供給に支障が生じないような十分な量の追加輸入を
する方向で、最終的な調整を行う」と正式に表明した。
これだけを聞くと、一見世界でもバター不足が生じて
いるかのように錯覚する。

しかし、むしろ現在乳製品は世界ではダブついている。
乳製品の取引価格は2015年に入り上昇傾向となって
いたものの、3月以降再び下落に転じている。

これはニュージーランドの乾燥による生産減が想定よ
り少なかったことに加え、中国の乳製品輸入が減少し
ていることによる。

日本で乳製品が不足しているのは、国内生産の減少
に加え、政策によりバター等の乳製品の輸入が厳しく
制限されているからである。

国内の畜産業を守るために国内の消費者が割高な製
品を買わされている。

しかし、畜産の飼料のほとんどが輸入依存している現
状で国民を犠牲にしてまで国内畜産業を維持する必要
性があるか否か見直すべき時期である。


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posted by ドクター国松 at 13:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 農業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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